Masumi Lacoste

朝の散歩

最近朝起きて、白川天神宮神社さんの美味しいお水を飲んで、麦わら帽子をかぶり哲学の道を1時間半あまり散歩しています。
ヨーガでも足腰は鍛えられるけど、やはり歩く事によってつく骨盤のはり、腰、足の筋肉は更にアップ。
まずてくてくと普通に歩き、その中の1/4は早歩きで、しかも大股で歩く。太ももからあげて、かかとから着き、つま先で蹴らずに足の裏の体重でつま先まで移動。そしていつも同じ場所にて、ゆーーーっくり完璧に歩く練習。
Walking Meditationだ。さすが哲学の道〜でしょ。
ふとももを最大限にあげゆーーーっくりと100m位を10分くらいかけて歩く。集中力、バランス力がつく。そして普通に歩くより体が熱くなる。ヨーガと同じだね。ゆーっくりとした動きのヨーガでも集中して体の意識化しながら行うとあつーく効く。
そしてそこも何時も同じ場所なのだけど、南禅寺のお坊さんが修行するという建物を目下にして夕日が沈むPoint viewへたどり着く。うちが行くのは殆ど朝だけど。そこで軽く体操、ヨーガをし、じっくり呼吸法、瞑想をする。呼吸法は本当にすごい。みるみる間にその呼吸法での効果を心身で感じる。大体はまず、月と太陽の呼吸でバランスを整えます。
右の鼻を押さえて左鼻だけで呼吸をする。そうすると、自分の女性的な部分が引き出される。優しくて、協調性があって、穏やかな自分。そして月の満ち欠けと関係がある。ちなみに左で吸い左の鼻孔で終わる呼吸をイダー(陰のエネルギー)と言いますが、月で言うと新月から満月はすでに乗り出したプロジェクトを継続する強い波が有る時であります。
反対に右だけで呼吸する、自分の男性的な部分、強くてたくましくて、エネルギッシュな自分を引き出す。右側に太陽の光をサンサンと照らす。
満月から新月、ピンガラ(陽のエネルギー)は新しいプロジェクトに乗り出すのにいい時期だそうです。左右の鼻のみでじーっく腹式呼吸をして今の自分を理解する。そして整える。それだけでとても心身ともバランス良くなります。
また、応用編、片鼻や交互のカパラパーティープラナヤーマで浄化をする。すかっとして頭が真っ白になります。ほんま瞑想にばっちりな状態へ。
スピリチュアルという言葉の語源は、呼吸というそうな。そして瞑想。瞑想は心の栄養。その通りですな。よく言いました。

そしてまた帰り道、同じ場所でWalking meditationをもう一度するのだけど、それが行き道でのそれととは大違い!もっと深い気づきがおこる。自分自身の体や思考の事、そして自然の事など。。すごい。
これらは誰でも出来る事。静かに歩いて、静かに呼吸する。それだけで自分への大きな栄養となります。
下記の文章をお昼に「
土と心と社会」という本で読みました。まさにその文章を読み、シンクロ。その事の確かな気づきとなった今日の散歩でした。
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今現在地球の環境の危機。。、世界の人口の半分はその日おなかをいっぱいに出来ないまま寝ています。。。では地球や人や環境を大切にするにはどうしたらいいか?まずは自分を大切に出来なければ、他者を助ける事はできません。自分自身を大切にする事は自己中心的なことではありません。エゴでもありません。他者との交流が出来るような状態に自分自身を整える行為と言えるでしょう。
地球を大切にし、自分自身を大切にすることは、つまり、自分の周り、社会を大切にする事と直結しているのです。。。

たしかに。。 自身の体を注意して見れている時は、自然に周りの人にも環境にも優しくなってるものね。自然に。